Lenovo Hardware Management Pack for Microsoft System Center Operations Manager を使用すると、Microsoft System Center Operations Manager の拡張機能を使用して、System x サーバー、ブレード、BladeCenter Chassis、計算ノード、およびFlex System Chassis の正常性状態を管理できます。
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主要なフィーチャー
Lenovo Hardware Management Pack の主な機能を以下に示します。
- BladeCenter Chassis、Flex System Chassis、およびモジュールのシステム正常性に対する、Simple Network Management Protocol (SNMP) を使用した優れた監視機能
- エージェントレス・モードを使用したIMM ベースのサーバーの広範囲な監視
- Windows システム上のSystem x サーバー、BladeCenter x86/x64 ブレード、およびFlex System x86/x64 計算ノードのハードウェア・コンポーネントの正常性に対する広範な監視機能
- ハードウェアを管理するためのソフトウェア・スタックの正常性に対する包括的な監視機能
- ハードウェアの正常性監視を集約することによって全体的なシステム正常性を簡単に判断できる ようにするフィーチャー。
- ハードウェア障害が検出されたサーバー・ホストから、自動的に仮想マシンを他のサーバー・ホ ストに移行
プレミアム・フィーチャー
Lenovo XClarity Integrator for Microsoft System Center には、アクティベーション・ライセンスを必要とする プレミアム機能がいくつかあります。
以下の追加プレミアム機能は有料で、管理対象エンドポイントごとにアクティベーション・ライセン スを購入する必要があります。アクティベーション・ライセンスの購入については、Lenovo 担当員 またはLenovo ビジネス・パートナーにお問い合わせください。これらのフィーチャーには、以下の 機能が用意されています。
- リフレクションを使用してアウト・オブ・バンド- インバンド(OOB-IB) 通信を確立し、取得したアウ ト・オブ・バンド情報(SNMP を使用) およびインバンド情報(OS を使用) を同期します。
- Flex System Chassis 管理モジュール(CMM) Web コンソールをOperations Manager Consoleから起 動します。
- Flex System Manager (FSM) デバイスを検出し、Operations Manager ConsoleでFSM コンソールを起 動します。
- SNMPv1 およびSNMPv3 の両方を使用して、Flex System Chassis およびモジュールを監視します。こ の機能を使用するには、4.0 ライセンス・ツールをインストールする必要があります。アクティベー ション・バージョンは255.0 です。
- Windows Integrated Management Module (IMM) Web コンソール・サーバーをOperations Manager Console から起動します。この機能を使用するには、4.0 ライセンス・ツールをインストールする必要がありま す。アクティベーション・バージョンは255.0 です。
- IBM Systems Director Agent Platform Agent v6.2.1 以降がインストールされている、Windows 2008 および Windows 2008 R2 が稼働しているuEFI およびIMM System x サーバーとブレードで、アクティブな電源 管理および監視を使用します。システム全体の電力使用量を監視して管理し、定義済みの消費量しきい 値を電力消費量が超えたときにアラートを生成することができます。
- 電源モニター・アラートの消費しきい値をカスタマイズして設定します。
- 最大電力消費ワット数を管理するための電力キャッピングしきい値を設定し、有効にします。
- System x 電源データ・グラフを調べることによって、クライアントSystem x システムの電源データ を監視します。
- BladeCenter x86/x64 モジュールの正常性を、そのモジュールの影響を受けるBladeCenter x86/x64 ブ レード・サーバーに反映させます。BladeCenter およびBladeのハードウェア正常性の相関およびイベ ント伝搬により、Windows の「Health Explorer (正常性エクスプローラー)」ビューでBladeCenter 固有の ハードウェア正常性の状態を監視できます。
- Hardware Management Software Configuration Advisor for Lenovo Systems (SW Configuration Advisor) プロ グラムを有効にします。これは、管理対象のMicrosoftWindows システムにおけるLenovo Hardware Management Pack のソフトウェア依存関係を分析するプログラムです。このプログラムは、Operations Manager 管理サーバーから実行されます。SW Configuration Advisor は、Lenovo Hardware Management Pack のソフトウェア依存関係を検出し、適切な構成を推奨します。
- Operations Manager Consoleを使用して、ブレード・サーバーの電源オンとオフをリモートで切り 替える機能を提供します。
- Integrated Management Module (IMM) を検出し、ホストと相互に関係させます。
- エージェントレス・モードを使用してIMM ベースのサーバーのハードウェア・コンポーネントを 監視する。
注:上のリストにある機能はすべて、個々のライセンス・フィーチャー・レベルに対してバージョン5.0 に関する記述がない限り、ライセンス・フィーチャー・レベルが3.0 以上であれば使用できます。