Application Virtualization セキュリティ

Microsoft.AppVirtualization.Server.45.Security_HWS.HealthState (AggregateMonitor)

Knowledge Base article:

概要

Application Virtualization Server の証明書とセキュリティで保護された通信の状態に関する、セキュリティ レポートです。

確認方法

Application Virtualization Server がセキュアな接続を受け付けるように構成するには、先に X.509v3 証明書を与える必要があります。  証明書は、インストール処理中に Application Virtualization サーバーが証明書を検索して使用できるよう、適切な属性を備える必要があります。

証明書が必要とする属性を以下に挙げます。

  1. 証明書を受け取るサーバーは、証明書を発行したルート証明機関を信頼している必要があります
  2. 証明書は有効である必要があります
  3. 証明書は、正確な拡張キー使用法 (EKU) - サーバー認証 (OID 1.3.6.1.5.5.7.3.1) を含む必要があります
  4. 証明書の FQDN は、そのインストール先となるサーバーと一致する必要があります。
  5. クライアントは同一ルート証明機関を信頼する必要があります

Application Virtualization Server のセキュリティ証明書を確認するには、以下の手順を実行します。

  1. Microsoft 管理コンソール (mmc.exe) を起動します。[ファイル] > [スナップインの追加と削除] をクリックします。
  2. 利用できるスナップインにある証明書を選択します。[追加] をクリックします。
  3. ダイアログで [コンピュータ アカウント] を選択し、[次へ] をクリックします。
  4. [ローカル コンピュータ] を選択し、[完了] をクリックします。[スナップインの追加と削除] ダイアログ ボックスで、[OK] をクリックします。
  5. [証明書\信頼されたルート証明機関\証明書] ノードをクリックします。
  6. 証明書をダブルクリックして、有効性を確認します。
  7. 証明書が無効であったり破損している場合、新しい証明書をインポートする必要があります。[操作] > [すべてのタスク] > [インポート] メニューを使用して新しい証明書をインポートできます。
  8. 新規証明書をインポートする場合、インポートを有効にするには Application Virtualization Server サービスを再開始する必要があります。

Application Virtualization Server のセキュリティ プロトコルとポート構成を確認するには、以下の手順を実行します。

  1. [Application Virtualization 管理コンソール] を開きます ([スタート]、[設定]、[コントロール パネル]、[管理ツール] の順にクリックして、[Application Virtualization] をダブルクリックします。
  2. Application Virtualization Management Web Service に接続します。
  3. コンソールの左側のツリーで、[サーバー グループ] ノードを展開し、対象とする Application Virtualization Server を含むサーバー グループ名をクリックします。
  4. 中央のウィンドウで、サーバーを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  5. [プロパティ] ダイアログ ボックスで、[ポート] タブをクリックします。
  6. [プロトコル グループ] に RTSPS、HTTPS のいずれかまたは両方のみがリストされていることを確認します。
  7. 目的のセキュリティで保護されたポートが選択されていることを確認します。
  8. [セキュリティ証明書設定グループ] ボックスの情報を確認します。

診断方法

セキュリティ証明書の有効性の確認

  1. Application Virtualization Server コンピュータで Microsoft 管理コンソールを実行します ([スタート]、[ファイル名を指定して実行] を順にクリックして、「mmc」と入力し、[OK] をクリックします)。
  2. [スナップインの追加と削除] ダイアログ ボックスを開いて、[証明書] スナップインを追加します ([ファイル]、[スナップインの追加と削除] の順にクリックします)。
  3. [証明書] スナップインを追加します ([追加]、[証明書]、[追加]、[コンピュータ アカウント]、[次へ]、[完了]、[閉じる] の順にクリックします)。
  4. [OK] をクリックして、[スナップインの追加と削除] ダイアログ ボックスを閉じます。
  5. 左側のウィンドウで、[証明書] ノードを展開し、[個人] ノードを選択します。
  6. 右側のウィンドウで、対象とするセキュリティ証明書を見つけ、ダブルクリックします。[証明書] ダイアログ ボックスが表示されます。
  7. [全般] タブで、証明書が現在も有効であり、期限切れになっていたり、取り消されていないことを確認します。
  8. [証明パス] タブで、[証明書ステータス] フィールドが [この証明書は問題ありません] となっていることを確認します。

セキュリティ証明書設定の確認

証明書が必要とする属性を以下に挙げます。

  1. 証明書を受け取るサーバーは、証明書を発行したルート証明機関を信頼している必要があります
  2. 証明書は有効である必要があります
  3. 証明書は、正確な拡張キー使用法 (EKU) - サーバー認証 (OID 1.3.6.1.5.5.7.3.1) を含む必要があります
  4. 証明書の FQDN は、そのインストール先となるサーバーと一致する必要があります。

クライアントは、Application Virtualization Server 向け証明書を発行したルート証明機関を信頼する必要があります。

エラーは、サーバーの証明書が破損しているか、存在しないか、または無効になっている場合に発生します。この問題を修正するには、証明書ストアから新しい証明書をインポートします。

  1. Microsoft 管理コンソール (mmc.exe) を起動します。[ファイル] > [スナップインの追加と削除] をクリックします。
  2. 利用できるスナップインにある証明書を選択します。[追加] をクリックします。
  3. ダイアログで [コンピュータ アカウント] を選択し、[次へ] をクリックします。
  4. [ローカル コンピュータ] を選択し、[完了] をクリックします。[スナップインの追加と削除] ダイアログ ボックスで、[OK] をクリックします。
  5. [証明書\信頼されたルート証明機関\証明書] ノードをクリックします。
  6. 証明書をダブルクリックして、有効性を確認します。
  7. 証明書が無効であったり破損している場合、新しい証明書をインポートする必要があります。[操作] > [すべてのタスク] > [インポート] メニューを使用して新しい証明書をインポートできます。
  8. 新規証明書をインポートする場合、インポートを有効にするには Application Virtualization Server サービスを再開始する必要があります。

Element properties:

TargetMicrosoft.AppVirtualization.Server.45.VirtualApplicationServer
Parent MonitorSystem.Health.SecurityState
AlgorithmWorstOf
CategoryOperations
EnabledTrue
Alert GenerateFalse
Alert Auto ResolveFalse
RemotableTrue
AccessibilityPublic

Source Code:

<AggregateMonitor ID="Microsoft.AppVirtualization.Server.45.Security_HWS.HealthState" Accessibility="Public" Target="Microsoft.AppVirtualization.Server.45.VirtualApplicationServer" ParentMonitorID="Health!System.Health.SecurityState">
<Category>Operations</Category>
<Algorithm>WorstOf</Algorithm>
</AggregateMonitor>