このモニターは、Microsoft® SQL Server™ から報告されたデータベースの状態を確認します。
このモニターは、Microsoft® SQL Server™ で報告されるデータベースの状態を確認します。確認は、SQL インスタンスの master データベースに対してクエリを実行し、データベースの状態を返すことで実行されます。このモニターからアラートを受け取った場合は、データベースを動作状態に戻すアクションを行う必要があります。
異常な状態とは、SQL Server™ データベースが現在使用できないことを示します。オンライン状態以外のすべての状態は、異常な状態になります。発生する可能性のある状態について、次に詳しく説明します。
SQL データベースの状態 | 説明 | MOM 正常性状態 |
ONLINE | データベースにアクセスできます。復旧時に行われる元に戻すフェーズが完了していなくても、プライマリ ファイル グループはオンラインです。 | 正常 |
OFFLINE | データベースは使用できません。ユーザーの明示的な操作によってデータベースがオフラインになり、ユーザーが新たな操作を行うまでオフラインのままになります。たとえば、ファイルを新しいディスクに移動するために、データベースをオフラインにできます。移動の完了後に、データベースをオンラインに戻します。 | 重大 |
RECOVERY PENDING | SQL Server™ で、復旧中にリソースに関連するエラーが発生しました。データベースは破損していませんが、ファイルが見つからないか、システム リソースの制限によりデータベースを起動できない可能性があります。データベースは使用できません。エラーを解決して復旧処理を完了するには、ユーザーによる新たな操作が必要です。 | 重大 |
SUSPECT | 少なくともプライマリ ファイル グループが問題のある状態で、破損している可能性があります。SQL Server™ の起動処理中はデータベースを復旧できません。データベースは使用できません。問題を解決するには、ユーザーによる新たな操作が必要です。 | 重大 |
EMERGENCY | ユーザーがデータベースを変更し、状態を EMERGENCY に設定しました。データベースはシングル ユーザー モードになり、修復または復元できます。データベースは READ_ONLY に設定され、ログ記録が無効になり、アクセスが sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーに制限されます。EMERGENCY は、主にトラブルシューティングの目的に使用されます。たとえば、suspect に設定されたデータベースを、EMERGENCY 状態に設定できます。これにより、システム管理者にデータベースへの読み取り専用のアクセスを許可できます。sysadmin 固定サーバー ロールのメンバーのみが、データベースを EMERGENCY 状態に設定できます。 | 重大 |
RESTORING | プライマリ ファイル グループの 1 つ以上のファイルが復元中か、1 つ以上のセカンダリ ファイルがオフラインで復元中です。データベースは使用できません。 | 警告 |
RECOVERING | データベースが復旧中です。復旧処理は一時的な状態です。復旧が成功すると、データベースは自動的に online 状態になります。復旧が失敗すると、データベースは suspect 状態になります。データベースは使用できません。 | 警告 |
報告されたデータベースの正確な状態を知るには、状態の変更または通知のコンテキストを調べます。
問題を解決するため、データベースをオンラインに戻すことができます。それには、次のタスクを実行します。:
データベースをオンラインに設定
SQL Server™ の詳細については、次のサイトを参照してください。
名前 | 説明 | 既定値 |
アラートの優先度 | アラートの優先順位を定義します。 | 中 |
アラートの重要度 | アラートの重大度を定義します。 | エラー |
有効 | ワークフローを有効または無効にします。 | はい |
アラートを生成する | ワークフローがアラートを生成するかどうかを定義します。 | はい |
間隔 (秒) | ワークフローを実行する定期的な実行間隔 (秒)。 | 3600 |
同期時刻 | 24 時間形式で指定した同期時刻。省略可能です。 |
|
タイムアウト (秒) | ワークフローが終了して失敗とマークされるまでの、ワークフローの許容実行時間を指定します。 | 300 |
Target | Microsoft.SQLServer.2012.Database | ||
Parent Monitor | System.Health.AvailabilityState | ||
Category | AvailabilityHealth | ||
Enabled | True | ||
Alert Generate | True | ||
Alert Severity | Error | ||
Alert Priority | Normal | ||
Alert Auto Resolve | True | ||
Monitor Type | Microsoft.SQLServer.2012.DBStatus | ||
Remotable | True | ||
Accessibility | Public | ||
Alert Message |
| ||
RunAs | Default |
<UnitMonitor ID="Microsoft.SQLServer.2012.Database.DBStatusMonitor" Accessibility="Public" Enabled="true" Target="SQL2012Core!Microsoft.SQLServer.2012.Database" ParentMonitorID="SystemHealth!System.Health.AvailabilityState" Remotable="true" Priority="Normal" TypeID="Microsoft.SQLServer.2012.DBStatus" ConfirmDelivery="false">
<Category>AvailabilityHealth</Category>
<AlertSettings AlertMessage="Microsoft.SQLServer.2012.Database.DBStatusMonitor.AlertMessage">
<AlertOnState>Error</AlertOnState>
<AutoResolve>true</AutoResolve>
<AlertPriority>Normal</AlertPriority>
<AlertSeverity>Error</AlertSeverity>
<AlertParameters>
<AlertParameter1>$Target/Host/Host/Property[Type="Windows!Microsoft.Windows.Computer"]/NetworkName$</AlertParameter1>
<AlertParameter2>$Target/Host/Property[Type="SQL!Microsoft.SQLServer.ServerRole"]/InstanceName$</AlertParameter2>
<AlertParameter3>$Target/Property[Type="SQL!Microsoft.SQLServer.Database"]/DatabaseName$</AlertParameter3>
</AlertParameters>
</AlertSettings>
<OperationalStates>
<OperationalState ID="Good" MonitorTypeStateID="Good" HealthState="Success"/>
<OperationalState ID="Bad" MonitorTypeStateID="Bad" HealthState="Error"/>
<OperationalState ID="NeitherGoodNorBad" MonitorTypeStateID="NeitherGoodNorBad" HealthState="Warning"/>
</OperationalStates>
<Configuration>
<ConnectionString>$Target/Host/Property[Type="SQL!Microsoft.SQLServer.DBEngine"]/ConnectionString$</ConnectionString>
<DatabaseName>$Target/Property[Type="SQL!Microsoft.SQLServer.Database"]/DatabaseName$</DatabaseName>
<IntervalSeconds>3600</IntervalSeconds>
<SyncTime/>
<TimeoutSeconds>300</TimeoutSeconds>
</Configuration>
</UnitMonitor>