リソース プール メモリの消費量 (ロールアップ)

Microsoft.SQLServer.2016.DependencyMonitor.Database.MemoryConsumptionRollUp (DependencyMonitor)

このモニターは、リソース プールによって使用されるメモリ量がしきい値の設定を上回るときに重大状態を報告し、アラートを生成します。しきい値は、指定されたリソース プールのメモリ最適化データ テーブルで使用可能なメモリの割合で表されます。このモニターは、依存関係 (ロールアップ) モニターです。

Knowledge Base article:

概要

このモニターは、リソース プールによって使用されるメモリの量がしきい値の設定より大きいときに、重大状態を報告します。これは、指定されたリソース プールのメモリ最適化データ テーブルで利用できるメモリの割合として表されます。このモニターは、依存関係 (ロールアップ) モニターです。

名前付きリソース プールは、メモリ最適化データベースにマップされるときに、すべてのメモリ最適化テーブルに割り当てられるメモリを追跡します。これには、メモリ最適化データ エンジン内のさまざまな構造に使用される内部テーブルも含まれます。

原因

SQL Server のメモリ最適化データは、SQL Server と比較して、さまざまな方法でより多くのメモリを使用します。インストールしてメモリ最適化データに割り当てたメモリの量は、ニーズが増えるにしたがって不十分になる可能性があります。そうなった場合は、メモリを使い果たすことがあります。

詳しくは、「 メモリ最適化テーブルを持つデータベースのリソース プールへのバインド」の記事をご覧ください。

解決方法

メモリ不足の状態を解決するには、使用量を減らして既存のメモリを解放するか、メモリ最適化データ テーブルで使用可能なメモリを増やす必要があります。実行可能な修正操作には、次のものがあります。

上書き可能なパラメーター

名前

説明

既定値

有効

ワークフローを有効または無効にします。

はい

アラートを生成する

ワークフローがアラートを生成するかどうかを定義します。

いいえ

Element properties:

TargetMicrosoft.SQLServer.2016.Database
Parent MonitorSystem.Health.PerformanceState
AlgorithmWorstOf
Source MonitorMicrosoft.SQLServer.2016.Monitor.UserResourcePool.MemoryConsumption
RelationshipMicrosoft.SQLServer.2016.RelationshipType.DatabaseReferencesUserResourcePool
CategoryPerformanceCollection
EnabledTrue
Alert GenerateFalse
Alert Auto ResolveFalse
RemotableTrue
AccessibilityPublic

Source Code:

<DependencyMonitor ID="Microsoft.SQLServer.2016.DependencyMonitor.Database.MemoryConsumptionRollUp" Accessibility="Public" Enabled="true" Target="SQL2016Core!Microsoft.SQLServer.2016.Database" ParentMonitorID="SystemHealth!System.Health.PerformanceState" Remotable="true" Priority="Normal" RelationshipType="SQL2016Core!Microsoft.SQLServer.2016.RelationshipType.DatabaseReferencesUserResourcePool" MemberMonitor="Microsoft.SQLServer.2016.Monitor.UserResourcePool.MemoryConsumption">
<Category>PerformanceCollection</Category>
<Algorithm>WorstOf</Algorithm>
<MemberUnAvailable>Error</MemberUnAvailable>
</DependencyMonitor>