UNIX/Linux ハートビートの正常性
このモニターは、CIM サーバー デーモンが実行中かつ到達可能になっていることを確認します。状態が不明な場合は、このオブジェクトに対する監視が開始されていないか、可用性を監視するモニターが定義されていないかのいずれかです。
このハートビート モニターでは、ハートビートの失敗回数のしきい値の構成が可能です。このしきい値の調整に関して詳しくは、以下の「構成」セクションをご覧ください。
既定の構成
パラメーター | 既定値 |
ハートビートの失敗回数 | 2 |
ハートビートの失敗の基準期間 (秒) | 630 |
アラートが生成されるまでに必要とされるハートビートの失敗回数を調整するには、"ハートビートの失敗数" のパラメーターを 1 以上の値で上書きしてください。 ハートビートの失敗の基準期間 (秒) の値についても、間隔にハートビートの失敗回数を乗じた値よりも大きくなるように、上書きで調整する必要があります。
このモニターの状態が正常でないときは、WS-Management プロトコルを使って CIM サーバー デーモンに到達できなかったことを示しています。
これは、次の場合に発生することがあります。
CIM サーバー デーモンが停止しているか、シャットダウンしている。
CIM サーバー デーモンが正しく起動しなかった。
サーバーにネットワークからアクセスできなくなった。
ネットワークまたはホスト ベースのファイアウォールにより、TCP/IP ポート 1270 へのアクセスがブロックされている。
サーバー証明書が信頼された管理サーバーによって署名されていない。
Operations Manager イベント ログでエラーの有無、オペレーション コンソールで追加のアラートの有無を、それぞれ確認してください。また、(適切な資格情報を備えた) 適切な実行アカウントと適切な実行プロファイルがセットアップされているかどうかも確認が必要です。
次のリンクを使用して、オブジェクトから現在のすべてのアラートを表示します。
アラート
エージェントを再起動する復元機能を有効にしてみます。
復元機能が無効になっている場合や正常に復元できなかった場合は、[状態変更イベント] タブをクリックし、詳細パネルから復元を実行できます。
Target | Microsoft.Unix.Computer | ||
Parent Monitor | System.Health.AvailabilityState | ||
Category | AvailabilityHealth | ||
Enabled | True | ||
Alert Generate | True | ||
Alert Severity | Error | ||
Alert Priority | Normal | ||
Alert Auto Resolve | True | ||
Monitor Type | Microsoft.Unix.WSMan.Heartbeat.MonitorType | ||
Remotable | True | ||
Accessibility | Public | ||
Alert Message |
| ||
RunAs | Default |
<UnitMonitor ID="Microsoft.Unix.WSMan.Heartbeat.Monitor" Enabled="true" Accessibility="Public" Target="Microsoft.Unix.Computer" TypeID="Microsoft.Unix.WSMan.Heartbeat.MonitorType" ParentMonitorID="SystemHealth!System.Health.AvailabilityState">
<Category>AvailabilityHealth</Category>
<AlertSettings AlertMessage="Microsoft.Unix.WSMan.Heartbeat.AlertMessage">
<AlertOnState>Error</AlertOnState>
<AutoResolve>true</AutoResolve>
<AlertPriority>Normal</AlertPriority>
<AlertSeverity>Error</AlertSeverity>
</AlertSettings>
<OperationalStates>
<OperationalState HealthState="Success" MonitorTypeStateID="Available" ID="Available"/>
<OperationalState HealthState="Error" MonitorTypeStateID="NotAvailable" ID="NotAvailable"/>
</OperationalStates>
<Configuration>
<Interval>300</Interval>
<MissedHeartbeats>2</MissedHeartbeats>
<MissedWindowSeconds>630</MissedWindowSeconds>
</Configuration>
</UnitMonitor>