クラスター サービスは、フェールオーバー クラスターのメンバーとしてノードを識別できません
ノードのコンピューター名を変更したために問題が発生したと思われる場合、元のコンピューター名に戻すのが最も簡単に問題を修正する方法です。
注: ノードのコンピューター名の変更は、必要な場合のみ行うことをお勧めします。
元のコンピューター名に戻しても問題が解決しない場合は、次の手順を実行する必要があります。
イベント ビューアーを現在開いていない場合、「イベント ビューアーを開き、フェールオーバー クラスタリングに関連したイベントを表示する」も参照してください。
以下の手順を実行するには、各クラスター化されたサーバーのローカルの Administrators グループに所属し、ドメイン アカウントを使用するか、または同等の権限を委任されている必要があります。
使用しなくなったノード名を削除するには:
名前を変更したノードでクリーンアップ コマンドを実行し、クラスターに再度追加するための準備をするには:
以下の手順では、追加するサーバーにネットワークと記憶域を既に接続しており、使用している現在のノードと他のハードウェアのセットを既に検証していることを前提としています。
フェールオーバー クラスターにノードを追加するには:
ノードを追加した後で、必要なすべてのアプリケーションがノードにインストールされていることを確認します。
イベント ビューアーを開き、フェールオーバー クラスタリングに関連するイベントを表示するには:
古いノード名を削除して、この名前をクラスター構成から削除します。詳細については、「使用しなくなったノード名を削除する」を参照してください。
名前を変更したノードで、クリーンアップ コマンドを実行し、クラスターに再度追加するように準備します。このコマンドを実行すると、ノードが非クラスター化状態に一時的に戻ります。詳細については、「名前を変更したノードでクリーンアップ コマンドを実行し、クラスターに再度追加するように準備する」を参照してください。
名前を変更したノードをクラスターに追加し、必要に応じて、クラスター化されたアプリケーションをこのノードに再インストールします。詳細については、「クラスターから一時的に削除した後で、名前を変更したノードを再度追加する」を参照してください。
フェールオーバー クラスターのスナップインを開くには、[スタート]、[管理ツール]、[フェールオーバー クラスター管理] の順にクリックします。[ユーザー アカウント制御] ダイアログ ボックスが表示されたら、表示された操作が正しいことを確認し、[続行] をクリックします。
フェールオーバー クラスター管理スナップインで、管理対象のクラスターが表示されない場合は、コンソール ツリーで [フェールオーバー クラスター管理] を右クリックし、[クラスターの管理] をクリックして、目的のクラスターを選択または指定します。
コンソール ツリーが折りたたまれている場合は、管理するクラスターの下位のツリーを展開します。
[ノード] の下のコンソール ツリーを展開します。
削除するノード名を右クリックし、[削除] をクリックします。指示が表示されたら、操作を確認します。
名前を変更し、クラスターに再度追加するクラスター ノードで、コマンド プロンプト ウィンドウを管理者特権で開きます。このためには、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントし、[アクセサリ] をクリックし、[コマンド プロンプト] を右クリックして、[管理者として実行] をクリックします。
次のように入力します。 CLUSTER NODE /FORCECLEANUP
フェールオーバー クラスターのスナップインを開くには、[スタート]、[管理ツール]、[フェールオーバー クラスター管理] の順にクリックします。[ユーザー アカウント制御] ダイアログ ボックスが表示されたら、表示された操作が正しいことを確認し、[続行] をクリックします。
フェールオーバー クラスター管理スナップインで、管理対象のクラスターが表示されない場合は、コンソール ツリーで [フェールオーバー クラスター管理] を右クリックし、[クラスターの管理] をクリックして、目的のクラスターを選択または指定します。
コンソール ツリーでクラスターを選択し、[操作] ウィンドウで [ノードの追加] をクリックします。
ウィザードの指示に従って、クラスターに追加するノードを指定します。
ウィザードが実行されて [概要] ページが表示された後で、ウィザードによって実行されたタスクのレポートを表示するには、[レポートの表示] をクリックします。
サーバー マネージャーがまだ開いていない場合、[スタート]、[管理ツール]、[サーバー マネージャー] の順にクリックします。[ユーザー アカウント制御] ダイアログ ボックスが表示されたら、表示された操作が正しいことを確認し、[続行] をクリックします。
コンソール ツリーで、[診断]、[イベント ビューアー]、[Windows ログ] の順に展開し、[システム] をクリックします。
イベントをフィルター処理して [ソース] が [FailoverClustering] のイベントだけを表示するには、[操作] ウィンドウで [現在のログをフィルター] をクリックします。[フィルター] タブの [イベント ソース] ボックスで、[FailoverClustering] を選択します。必要に応じてその他のオプションを選択し、[OK] をクリックします。
表示されたイベントを日時で並べ替えるには、中央のウィンドウで [日付と時刻] 列見出しをクリックします。
Target | Microsoft.Windows.6.2.Cluster.Monitoring.Service | ||
Category | Alert | ||
Enabled | True | ||
Alert Generate | True | ||
Alert Severity | Error | ||
Alert Priority | Normal | ||
Remotable | True | ||
Alert Message |
|
ID | Module Type | TypeId | RunAs |
---|---|---|---|
DS | DataSource | Microsoft.Windows.6.2.Cluster.EventProvider | Default |
WA | WriteAction | Microsoft.Windows.Cluster.GenerateAlertAction.SuppressedByDescription | Default |
<Rule ID="Microsoft.Windows.6.2.Cluster.Management.Monitoring.Cluster.service.cannot.identify.a.node.as.a.member.of.failover.cluster" Enabled="true" Target="Clus8Library!Microsoft.Windows.6.2.Cluster.Monitoring.Service" ConfirmDelivery="true" Remotable="true" Priority="Normal" DiscardLevel="100">
<Category>Alert</Category>
<DataSources>
<DataSource ID="DS" TypeID="Microsoft.Windows.6.2.Cluster.EventProvider">
<Criteria>
<SimpleExpression>
<ValueExpression>
<XPathQuery>EventDisplayNumber</XPathQuery>
</ValueExpression>
<Operator>Equal</Operator>
<ValueExpression>
<Value>1093</Value>
</ValueExpression>
</SimpleExpression>
</Criteria>
<LogName>System</LogName>
<PublisherName>Microsoft-Windows-FailoverClustering</PublisherName>
</DataSource>
</DataSources>
<WriteActions>
<WriteAction ID="WA" TypeID="ClusLibrary!Microsoft.Windows.Cluster.GenerateAlertAction.SuppressedByDescription">
<Priority>1</Priority>
<Severity>2</Severity>
<AlertMessageId>$MPElement[Name="Microsoft.Windows.6.2.Cluster.Management.Monitoring.Cluster.service.cannot.identify.a.node.as.a.member.of.failover.cluster.AlertMessage"]$</AlertMessageId>
</WriteAction>
</WriteActions>
</Rule>