サービスの構成が正しくないことが検出されました。
このルールは、サービスが無効な構成で開始されたことをサービス コントロール マネージャが検出すると、アラートを生成します。サービス コントロール マネージャが無効な構成を検出した場合でも、サービスは正常に開始されたことに注意してください。
サービスは、予期したとおりに実行されていなかったり、予期しない動作を行う場合があります。また、問題が解決されるまで、サービスを再起動できない場合があります。
このアラートは、次のいずれかの状態が発生すると生成されます。
このサービスは対話型として構成されていますが、システム ポリシーはこのモードでサービスを実行できないように構成されています。
サービスの構成中にエラーが発生しました。
このアラートには、2 つの解決方法があります。アラートを生成したイベントを参照し、適切な解決手順を選択します。
イベント ID: 7030
このアラートを解決するには、専門家またはベンダに問い合わせて、デスクトップ上でサービスを対話形式で実行する必要があるのかどうかを判断します。必要がない場合は、次の手順に従います。
サービス MMC スナップインを開きます。
該当するサービスをダブルクリックし、サービスのプロパティ シートを開きます。
[ログオン] タブをクリックします。
[デスクトップとの対話をサービスに許可] チェック ボックスをオフにします。
サービスを対話的に実行する必要がある場合は、[デスクトップとの対話をサービスに許可] システム ポリシーを変更する必要があります。これを行うには、次の手順を実行します。
HKLM\System\CCC\Control\Windows
0 - 有効
1 - 無効
レジストリ エディタを開きます。
HKLM\System\CCC\Control\Windows のレジストリ値「NoInteractiveServices」に移動します。
値を “0” から “1” に設定します。0 - 有効、1 - 無効
サービス MMC スナップインを開きます。
適切なサービスを選択し、再起動します。
イベント ID: 7037
このアラートを解決するには、次の手順を実行します。
サービス MMC スナップインを開きます。
該当するサービスをダブルクリックし、サービスのプロパティ シートを開きます。
各タブをクリックし、構成情報が適切であることを確認します。間違ったデータや破損したデータが入っている構成フィールドを正しく更新します。
サービスを再起動し、イベント ログで、イベント 7037 の別のインスタンスが発生しなかったかを確認します。発生していない場合、問題は解決しました。
イベント 7037 の新しいインスタンスが発生した場合は、Sc.exe を使用してサービス構成の詳細設定を調べ、必要に応じて設定を更新します。Sc.exe で qc および config コマンドを使用して、サービスを表示および構成します。
サンプル イベント:
このルールは、次のいずれかのイベントが発生し、システム イベント ログに記録されると、アラートを生成します。
%1 サービスは対話型のサービスとしてマークされていますが、システムは対話型のサービスを許可するよう構成されていません。このサービスは正しく機能しない可能性があります。
サービス コントロール マネージャは、%1 サービスへの構成変更を元に戻している間にエラーを検出しました。サービスの %2 は、現在予測できない状態にあります。この構成を修正しない場合は、%1 サービスを再起動できないか、または他のエラーを検出する可能性があります。サービスが正常に構成されていることを確認するには、Microsoft 管理コンソール (MMC) のサービス スナップインを使用してください。
ソース :サービス コントロール マネージャ; イベント ID:7030%1 サービスは対話型のサービスとしてマークされていますが、システムは対話型のサービスを許可するよう構成されていません。このサービスは正しく機能しない可能性があります。
ソース :サービス コントロール マネージャ; イベント ID:7037 サービス コントロール マネージャは、%1 サービスへの構成変更を元に戻している間にエラーを検出しました。サービスの %2 は、現在予測できない状態にあります。この構成を修正しない場合は、%1 サービスを再起動できないか、または他のエラーを検出する可能性があります。サービスが正常に構成されていることを確認するには、Microsoft 管理コンソール (MMC) のサービス スナップインを使用してください。
Target | Microsoft.Windows.Client.Vista.OperatingSystem |
Category | EventCollection |
Enabled | True |
Alert Generate | False |
Remotable | True |
Event Log | System |
ID | Module Type | TypeId | RunAs |
---|---|---|---|
EventDS | DataSource | Microsoft.Windows.EventProvider | Default |
WriteToDB | WriteAction | Microsoft.SystemCenter.CollectEvent | Default |
WriteToDW | WriteAction | Microsoft.SystemCenter.DataWarehouse.PublishEventData | Default |
<Rule ID="Microsoft.Windows.Client.Vista.OperatingSystem.ServiceEnteredUnpredictableState.Alert" Enabled="true" Target="Vista!Microsoft.Windows.Client.Vista.OperatingSystem" DiscardLevel="100" ConfirmDelivery="false" Remotable="true" Priority="Normal">
<Category>EventCollection</Category>
<DataSources>
<DataSource ID="EventDS" TypeID="Windows!Microsoft.Windows.EventProvider">
<ComputerName>$Target/Host/Property[Type="Windows!Microsoft.Windows.Computer"]/NetworkName$</ComputerName>
<LogName>System</LogName>
<Expression>
<And>
<Expression>
<SimpleExpression>
<ValueExpression>
<XPathQuery>EventSourceName</XPathQuery>
</ValueExpression>
<Operator>Equal</Operator>
<ValueExpression>
<Value>Service Control Manager</Value>
</ValueExpression>
</SimpleExpression>
</Expression>
<Expression>
<Or>
<Expression>
<SimpleExpression>
<ValueExpression>
<XPathQuery>EventDisplayNumber</XPathQuery>
</ValueExpression>
<Operator>Equal</Operator>
<ValueExpression>
<Value>7037</Value>
</ValueExpression>
</SimpleExpression>
</Expression>
<Expression>
<SimpleExpression>
<ValueExpression>
<XPathQuery>EventDisplayNumber</XPathQuery>
</ValueExpression>
<Operator>Equal</Operator>
<ValueExpression>
<Value>7030</Value>
</ValueExpression>
</SimpleExpression>
</Expression>
</Or>
</Expression>
</And>
</Expression>
</DataSource>
</DataSources>
<WriteActions>
<WriteAction ID="WriteToDB" TypeID="SC!Microsoft.SystemCenter.CollectEvent"/>
<WriteAction ID="WriteToDW" TypeID="SCDW!Microsoft.SystemCenter.DataWarehouse.PublishEventData"/>
</WriteActions>
</Rule>