Microsoft Message Queuing Server 2016 以上。この管理パックは、MSMQ 2016 以上の検出と監視を行います。
Message Queuing (MSMQ とも呼ばれる) は、一時的にオフラインになる、またはアクセスできない状態になる可能性がある異種ネットワークとシステム間でアプリケーションが通信できるようにするサーバー アプリケーションの 1 つです。アプリケーションは、別のコンピューターのサービスと通信する代わりに、情報をMessage Queuingに送信します。Message Queuingは、その情報を他のアプリケーションから利用できるターゲット コンピューター上のMessage Queuing サービスに送信します。Message Queuingを使用すると、確実な配信、効率的なルーティング、セキュリティ、優先順位に基づくメッセージングが実現されます。
組み込まれた専門知識を使用して、この管理パックはパフォーマンス、正常性、可用性の状態が問題を示していることを報告します。場合によっては、問題が危機的な状態に至る前に特定することもできるため、一定のレベルの顧客応答性を実現でき、MSMQ 10.0 インフラストラクチャの全体的な可用性とパフォーマンスが向上します。その結果として、この管理パックは総所有コスト (TCO) を削減します。事前予防型の管理が実現し、定義された問題の解決時間が短縮されるからです。
Message Queuing 管理パックには、次の機能が含まれます。
モニターおよびルール
メッセージ キュー 10.0 の監視に必要なあらゆるモニターおよびルールが用意されています。管理パックには次の監視機能が含まれています。
サービス管理
キューの可用性
Message Queuing サービスのパフォーマンス
タスク
サービスの再起動、またはリアルタイムでのキューからのデータの収集を許可するタスク セット。
ナレッジ
モニター、ルール、および検出に、ナレッジの完全なセットが用意されています。
この管理パックは、構成する必要が一切なく、すぐに使用できます。既定の構成を変更する場合 (モニターやルールの有効/無効、しきい値の変更など)、機能を上書きします
注:この管理パックを使用するには、"MSMQ 10.0 キュー アクセス アカウント" が適切に構成されている必要があります。