データベース ファイルと、データベース ファイルをホストしているメディアで、利用可能な空き領域の割合を監視します。
ファイル、およびファイルをホストしているメディアで利用可能な空き領域を監視します。ファイルをホストしているメディアで使用可能な領域は、このファイルで自動拡張が有効になっている場合にのみ使用可能な領域の一部に含まれます。
異常な状態になるのは、このファイルで空き領域が不足しているためです。空き領域が不足している原因として、次のことが考えらます。
ファイルの構成設定 (サイズ、最大サイズ、自動拡張など) が不適切である
メディアの残りの空き領域が不十分である
パフォーマンス データを表示するには、次のリンクを使用してください。DB ファイルの空き領域のパフォーマンス データ。
自動拡張なし
自動拡張しないファイルの場合、使用可能な領域はファイルの初期サイズと使用済み領域の差になります。
自動拡張有効
自動拡大が有効な場合、使用可能なディスク領域は、余剰使用可能な領域の一部として組み込まれます。ファイルサイズと使用領域の間の差だけでなく、最大サイズとファイル サイズの差またはディスクの空き領域のどちらか小さい方が、自動拡張が有効になっているファイルの使用可能な領域になります。
自動拡張するデータベース ファイルの空き領域が低下しているということは、ファイルがホストしている論理ドライブの制限に近付いている可能性があります。最大サイズを指定して自動拡張が有効にされているファイルの場合、空き領域が低下しているということは、ファイルが指定されている最大サイズに近付いていることも考えられます。
使用可能な領域の計算では、ファイルの拡張量がディスクの残り領域よりも大きい場合にファイルが拡張できない可能性や、最大サイズと現在のファイル サイズの差が拡張領域よりも小さい場合にファイルが拡張できない可能性についても考慮します。これらの状況では、ファイルをこれ以上拡張できないため、ディスクに残っている使用可能な空き領域は使用可能な領域の一部に含まれません。
この問題は、次のいずれかの方法で解決できる場合があります。
自動拡張が無効に設定されている場合は、ファイル、またはファイル グループ内のすべてのファイルの割り当てサイズを増やす
自動拡張が有効に設定されている場合は、ファイルの最大サイズ値を増やす
少なくとも 1 つのファイルで自動拡張を有効にする
拡張領域が制限されている場合は、空き領域の多い別のドライブにファイルを移動する
ワークロードに合うようにこのモニターのしきい値を変更する
また、データベースのファイル グループの使用可能領域に問題がない場合は、次の方法を取ることもできます。
この特定のファイル グループまたはすべてのファイル グループについて、このモニターを無効にする
詳細については、SQL Server オンライン ブックの「 ファイルとファイル グループのアーキテクチャ」を参照してください。>
Target | Microsoft.SQLServer.2008.DBFile |
Parent Monitor | System.Health.PerformanceState |
Category | PerformanceHealth |
Enabled | True |
Alert Generate | False |
Alert Auto Resolve | True |
Monitor Type | Microsoft.SQLServer.2008.DBFileSizeMonitorType |
Remotable | True |
Accessibility | Public |
RunAs | Default |
<UnitMonitor ID="Microsoft.SQLServer.2008.Monitoring.DBFileSpaceMonitor" Accessibility="Public" Enabled="true" Target="SQL2008Core!Microsoft.SQLServer.2008.DBFile" ParentMonitorID="SystemHealth!System.Health.PerformanceState" Remotable="true" Priority="Normal" TypeID="Microsoft.SQLServer.2008.DBFileSizeMonitorType" ConfirmDelivery="true">
<Category>PerformanceHealth</Category>
<OperationalStates>
<OperationalState ID="UnderThreshold1" MonitorTypeStateID="UnderThreshold1" HealthState="Error"/>
<OperationalState ID="OverThreshold1UnderThreshold2" MonitorTypeStateID="OverThreshold1UnderThreshold2" HealthState="Warning"/>
<OperationalState ID="OverThreshold2" MonitorTypeStateID="OverThreshold2" HealthState="Success"/>
</OperationalStates>
<Configuration>
<IntervalSeconds>900</IntervalSeconds>
<SyncTime/>
<ConnectionString>$Target/Host/Host/Host/Property[Type="SQL!Microsoft.SQLServer.DBEngine"]/ConnectionString$</ConnectionString>
<ServerName>$Target/Host/Host/Host/Host/Property[Type="Windows!Microsoft.Windows.Computer"]/NetworkName$</ServerName>
<SqlInstanceName>$Target/Host/Host/Host/Property[Type="SQL!Microsoft.SQLServer.ServerRole"]/InstanceName$</SqlInstanceName>
<ObjectName>$Target/Host/Host/Host/Property[Type="SQL!Microsoft.SQLServer.DBEngine"]/PerformanceCounterObject$ : Database : DB File</ObjectName>
<CounterName>DB File Free Space (%)</CounterName>
<InstanceName>$Target/Property[Type="SQL!Microsoft.SQLServer.DBFile"]/FileName$</InstanceName>
<DatabaseName>$Target/Host/Host/Property[Type="SQL!Microsoft.SQLServer.Database"]/DatabaseName$</DatabaseName>
<DBFileId>$Target/Property[Type="SQL!Microsoft.SQLServer.DBFile"]/FileID$</DBFileId>
<Value>$Data/Property[@Name='FreeSpacePercent']$</Value>
<Threshold1>10</Threshold1>
<Threshold2>20</Threshold2>
<TimeoutSeconds>300</TimeoutSeconds>
</Configuration>
</UnitMonitor>