データベース内のメモリ最適化データ ファイル グループのアクティブ チェックポイント ファイル ペアの数が、指定されたしきい値を上回ると、モニターは重大状態を報告します。このモニターは、依存関係 (ロールアップ) モニターです。
データベース内のメモリ最適化データ ファイル グループにおけるアクティブ チェックポイント ファイル ペアの数が、指定されたしきい値を上回ると、モニターは重大状態を報告します。
メモリ最適化ファイル グループは、最大で 8,192 個のアクティブな CFP (チェックポイント ファイルのペア) を持ち、永続的なメモリ最適化テーブルに挿入、更新、および削除される行を保存できます。8,000 個の CFP が割り当てられると、新しい DML トランザクションを永続的なメモリ最適化テーブルで実行することができません。チェックポイントとマージ操作のみに、残りの項目の消費が許可されます。これにより、アプリケーションが使用できない状態が発生する可能性があります。このため、CFP の数を監視して、是正措置を行うことが重要です。
理由は主に 2 つあります。1 つ目は、永続的なメモリ最適化テーブルのメモリ最適化データ サイズの制限である 256 GB を超えている可能性があります。2 つ目は、バックグラウンド スレッドによって行われる自動マージまたはデータの永続処理 (あるいはその両方) が、トランザクション処理に対応できていません。
CFP のマージは、内部マージ ポリシーに基づいて開始されます。詳細については、 この記事を参照してください。
次の記事で説明するように、手動マージを実行し、強制的にガベージ コレクションを行います。
また、メモリ最適化ファイルグループのデータ ストレージで IO の圧力がかかっていないことを確認してください。
名前 | 説明 | 既定値 |
有効 | ワークフローを有効または無効にします。 | はい |
アラートを生成する | ワークフローがアラートを生成するかどうかを定義します。 | いいえ |
Target | Microsoft.SQLServer.2014.Database |
Parent Monitor | System.Health.PerformanceState |
Algorithm | WorstOf |
Source Monitor | Microsoft.SQLServer.2014.Monitor.DBFileGroupFx.ActivePairs |
Relationship | Microsoft.SQLServer.2014.RelationshipType.DBHostsDBFileGroupFx |
Category | PerformanceCollection |
Enabled | True |
Alert Generate | False |
Alert Auto Resolve | False |
Remotable | True |
Accessibility | Public |
<DependencyMonitor ID="Microsoft.SQLServer.2014.DependencyMonitor.Database.ActivePairs" Accessibility="Public" Enabled="true" Target="SQL2014Core!Microsoft.SQLServer.2014.Database" ParentMonitorID="SystemHealth!System.Health.PerformanceState" Remotable="true" Priority="Normal" RelationshipType="SQL2014Core!Microsoft.SQLServer.2014.RelationshipType.DBHostsDBFileGroupFx" MemberMonitor="Microsoft.SQLServer.2014.Monitor.DBFileGroupFx.ActivePairs">
<Category>PerformanceCollection</Category>
<Algorithm>WorstOf</Algorithm>
<MemberUnAvailable>Error</MemberUnAvailable>
</DependencyMonitor>